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仕事の鬼で庶民の味方、天才・花森安治

前書き 花森安治(はなもりやすじ)明治44年10月25日生まれ~昭和53年1月。花森さんは神戸の生まれで、貿易商を営む家庭で育ち、それまでお坊ちゃんだったのですが、8歳の時に父の事業が失敗したのでそこからは暮らしが一変してます。18歳の時に...
昭和 芸能

沢村貞子のエッセイから読み解く晩年までの過ごし方④

前書き ここからは、映画女優・沢村貞子誕生になります!①~③までお読み頂いた方は前回までの内容のほぼ暗く苦しい道のりで、私自身も文章を打つのがとまりかけましたが。沢村貞子・ついに女優を志したばかりでアカという表現からまだ抜けれませんが、この...
昭和 芸能

沢村貞子のエッセイから読み解く晩年までの過ごし方②

前回の続き 貞子は教師を目指し日本女子大師範家政学部に入り、成績もよく学生生活を送っていた。師範科3年生の終わりごろから先生方のお手伝いをしに職員室に出入りすることが多くなっていたある日、尊敬していた先生が自分の先輩にあたる教師の落ち度を部...
昭和 芸能

沢村貞子のエッセイから読み解く晩年までの過ごし方③

前回のつづき 治安維持法の時代。沢村貞子は新劇女優としての道を選んだが、『働く人がみな幸せになる為に』に賛同し、いつしかアカの活動にのめりこんだ。声を上げると国から弾圧。今もどこかで似たようことはないか?そんな時代に貞子はまた逮捕され…
女優

沢村貞子のエッセイから読み解く晩年までの過ごし方①

365日の献立日記で知られている沢村貞子は、明治生まれの下町っ子。昭和の映画やドラマで名脇役として活躍した女優である。関東大震災、治安維持法、逮捕、戦争、数々の激動の時代を乗り越えてたどり着いた女の人生を小出しに紹介